マジョリティが危ない方向に向かっているとき、生き延びるためには、みんなは「向こう」に行くけど、自分は「こっち」に行った方がいいような気がするという、おのれの直感に従うしかない。そういう危機に対する「センサー」を皆さんには身につけていただきたいとおもうんです。
--内田樹「街場の文体論」P36