「私」を閉じたシステムとして、閉鎖的で線形的な系として考えている限り、異質なものはひたすら不快なものであり、排除すべきものです。そういう自我中心的な発想を棄てない限り、学びもコミュニケーションも成立しない。
-- 内田樹「身体知-身体が教えてくれること」