ぶっつけ本番のこの世を舞台にしたドラマを演じて行く上で、ふられた配役は、それが何であろうと、それを味わいそれを通して“人間が生きている”ということを、どこまで掘り下げて考えられるか、考えるというより感じられるかが大事なのではないでしょうか。
甲野善紀「スプリット」より