マリーナ・ショウのライヴに行ってまいりました。
マリーナ・ショウといえば名盤「who is this bitch, anyway? 」。
というか、他のアルバムは聴いたことはありませんが、なにしろ今回のライヴは「"who is this bitch, anyway?" リユニオン・ツアー」と銘打たれており、メンバーも
チャック・レイニー(Bass)、デヴィッド・T.ウォーカー(Guitar)、ラリー・ナッシュ(Keyboards)、ハーヴィー・メイソン(Drums)
ということで、これは嫁を質に入れてでも見に行かなければなりません。
幸い金策が叶い、嫁を質に入れることなく観に行くことができました。
今年は個人的に外タレの来日が当たり年ですが、このライヴはその中でも1、2を争う素晴らしいものでした。
マリーナ・ショウの貫禄の歌唱も素晴らしかったのですが、兎にも角にもデヴィッド・T.ウォーカーのギターの素晴らしさ!
ひとことで表すなら「とろけるギター」!
甘~いフレーズの連続に私もめろんめろんにとろけまくりでございました。
またこれが“いい顔”で弾くんですね。もうすっかりファンになってしまいました。
普段割りと冷静な私ですが、この日はすっかり興奮してしまい、最後にはステージに駆け寄り、デヴィッドT爺に握手を求めてしまいました。
20代の頃の自分では分からなかったであろうこのギターの素晴らしさ。年を経るに従ってこうやって少しずつ感性が熟成していくのが、音楽を聴き続ける楽しであるなぁ、と改めて実感した夜でした。